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吉野山は鬼の聖地
2007年 02月 03日
2月3日は節分 吉野山では
毎年日本国中で追われた鬼たちが集まる日です。 この日は翌日からの雪で、吉野山も一面冬景色 暖冬は吉野でも同じで、本格的な雪景色も 今年初めてです。 ピーンと張り詰めた空気の中で、蔵王堂の 節分絵は行われました。 日本の各地では鬼は悪者ですが、 ここ吉野山では違います。 蔵王堂にとって、鬼は開祖・役行者の従者で 役行者が庶民を救済するお手伝いする者達です。 蔵王堂では朝早くから多くの修験者が集まり 本堂で読経をあげている中に棍棒を持った鬼たちが現れ、 一頻り暴れた後、棍棒を人々の頭や肩に当てます。 そうされた人々には、今年1年の無病息災が訪れます。 蔵王堂を根本道場とする修験道は、山々や川や岩や草花 自然そのものがすべて神様。 日本人はよく無信仰といわれますが、そうではありません。 キリスト教やイスラム教は、自分たちの信じる神のみが神。 自分たちが信じる神だけではなく、他の神も受け入れる許容性 自然そのものに敬意を払い、そこに神聖なる物を感じる修験道 そんな修験の心を持つ日本人は、神がより身近にある国かもしれません。 人間があらゆるものの上に立って全てをコントロールすると 思うことは、本当はバチあたりなんです。 世界では神様(鬼?)である自然がどんどん破壊され 雪の無い冬が毎年訪れようとしています。 多くの先進国のリーダーや企業にとって 「不都合な真実」はどんどん追いやられています。 彼らにとって不都合なモノが鬼なのかもしれません。 そんな世界中を追われた鬼たちを吉野山は暖かく迎えます。 冬は本来寒いものです。 来年こそは雪が多く降る冬であります様 そんな祈りを込めて蔵王権現に手を合わせました。
by yoshinostyle
| 2007-02-03 14:08
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